300年後の君へ

最近、手書きの日記を(ほぼ)*1毎日つけるようにしています。
漢字能力の衰えを感じたことが主な理由ですが、手書きの日記を書くことは脳にもよいという話を風の噂で聞きまして…。漢字が思い浮かばないのも集中力が途切れがちなのもネガティブな思考に陥りがちなのもこれすべて脳に原因がある、と。ってことは脳に良いこと(この場合手書きですね)をすれば私は漢字もスルッと思い出し、バッキバキに物事に集中できて、どんな時にもポジティブシンキングな人間になれるということです。手書きの効果、恐るべし…。調べていくうちに「自律神経が整う」とか「美容にいい」とかさらには「願い事がかなう」とか、なんだか雑誌の裏にある開運グッズの広告のような煽り文句を次々と見つけて、少々トーンダウンしましたが、願い事が叶わなくってもノート代金と就寝前の3分間くらいしか費やすものはないので、騙されたと持ってやってみよう!と、10月頭から始めてみました。っていうか、別に願い事が叶うことが目的ではないんですが。
ただねぇ、一番困るのは、ノートってかさばるんですよ。これ、つけ終わったノートどうすんの?捨てるの?とっとくの?っていう問題があるわけです。ああ、そういえば書いてて思い出しましたが、ちょっと前にまとめサイトで「戦前の日記を解読した」というものを読んで大変興味深かったので、これも日記をつけ始めた理由の一つでした。影響受けやすいんです。もしかしたら300年後とかに発掘される*2可能性もゼロではないので、一応とっておく方向で考えましょう。

そうなると、出来ることなら持ち物を増やしたくないと考えてしまう私にとって、このノートかさばり問題は非常にインポータント。色々考えて、気になったのは電子ノートですね。といっても、ペンタブみたいなものではなくて、専用のノートに書いたものをアプリを通して画像データに変換できるという…。スキャンするより綺麗で手軽っぽいです。これならデータもノートも残せるので、万一溜まったノート邪魔だな、捨てよう、となった時にもデータは残せます。ただこれ、需要がないのか終わったコンテンツなのかどっこにも売ってないんですよね。天下の渋谷の東急ハンズやロフトでも取り扱っていなくて…ネットで買おうにもできれば実物見てみたいしなぁ…。まぁ、必要な人は多分本当の電子ノートを買うんだと思います。
そしてデータ化した後のもう一つ問題が、300年後に対応できている電子メディアは一体何なのかということ…。例えば今「ハイ、フロッピーディスクだよ」と渡されても「めんどくせぇぇぇ!」ってなりますよね。たかだか2、30年でこのザマですから、300年ともなると……想像もつきません。そう考えると紀元前から残すこともできた紙+文字という組み合わせは最強のメディアですね…。仕方がないので凝ったことをせず、ノートにそのまま書きつけていくことにします。
まぁ、本当の問題は300年後よりも、1年後も日記が続いているかってことですがね…。脳が活性化されてバスタブで札束に埋もれるようになるまで、頑張ってみようと思います。

*1:まぁ、忘れるときもあります。一気に3日分書いたりしてね。

*2:ということで日常以外にも大きい事件やクズい考えも余すところなく書いている