レバノン料理

夏に行ったフランスで、一番最初に食べた料理はレバノン料理だった。
正直言ってそれまでレバノン共和国の存在も知らなかったので、全く想像出来ぬまま友人に連れて行ってもらったのだが、結果強烈な印象を残してくれた。
レバノン共和国は地中海に面した中東の国で、シリアやイスラエルに隣接している。と聞くと穏やかではない印象だが、実際紛争で多くのレバノン人がヨーロッパや南北アメリカ等に移民したとか。へー。

さて、レバノン料理がどのようなものかというと、オリーブオイルやレモン汁、塩、胡椒をベースに胡麻やスパイス、ハーブを使った料理が多いのだが、スパイシーすぎもせず とても食べやすいものばかり。宗教上の理由で野菜や豆を使ったメニューが発達しているので、ベジタリアンやヘルシー志向の人たちにも人気なようである。


私たちはコースを選択。10種類以上の小皿料理が次々と出てくる。


ワインにもぴったりな味。どうやらレバノンでもワインは生産されているらしい。じゃあ合うのは当然か。


日本でもあればいいのに!レバノン料理!(帰って調べたら赤坂や馬喰町にあるようでした。)
ともかく気軽に食べる事ができればいいなーと思ってたら、パリ5区にあるアラブ世界研究所でこんな本を発見。



レバノン料理のレシピ本ではないか!
これがあれば自宅でもレバノン料理が食べられる…!ということで購入。
唯一の問題は全てフランス語で書かれてる事。英語すらままならんというのに、果たしてこれで気軽に食べられるかどうか…。