恋は熱病

ちょるるに夢中である。

仮にも山口県出身、以前からその存在を知ってはいたのだが、特に興味が向くこともなく、2012年のゆるキャラグランプリで準グランプリを受賞したというニュースを聞いても「へー」というリアクションだった…と思う…?くらいのものであった。
何故今更ちょるるなのか。それはオフィシャルサイトでちょるるの人柄に触れてしまったから。

ちょるる
山口県 PR本部長ちょるる オフィシャルサイト

この中の、ちょるる自ら山口県の見所を取材するちょるレポが、私は好きだ。
はっきり言って、彼のビジュアルは特に可愛くはない。『体の色はグリーンが「山口の自然」、レッドは「山口の歴史」、オレンジは「山口のグルメ」をイメージ』とかいう設定も正直納得いかない。歴史=レッドって…血塗れの歴史ということなのだろうか…?オレンジはミカンだろう。ガードレールもオレンジに塗りたくる国だし。とはいえ、今のゆるキャラ界に於いて見てくれの可愛さは、せんとくん(古い…)代表されるようにあまり重要ではないんだろうな。ふなっしーだって、あれ、可愛いか?
ちょるるにも設定はあるようだけれど、「妖精」やら「明るく元気!だけどちょっぴり恥ずかしがり屋」やら、ゆるキャラ界ではありがちなものばかり。結局、ちょるるを判断するには活動履歴を追うしかない。というわけでちょるるオフィシャルサイトを見た結果、穴だらけの設定やとってつけたようなキャラクターにウッカリ萌えさせられてしまった。


東京MXに、みうらじゅん安斎肇の「ゆるキャラに負けない!」という番組がある。「ゆるキャラ」という名称の名付け親であるみうらじゅん氏…よりも有名になってしまったゆるキャラ達。しょうがないからそのゆるキャラたちの人気にあやかろう!という趣旨で始まった番組だ。確か。多分。
どうやら既にちょるるは出演してしまったようなので、DVDを買ってしまいそうな自分がいて、それを抑えるのに必死なのだった。