無駄を楽しめ

最近ボルダリングにはまって、やっとアクティブな趣味ができたと喜び勇んで通いまくっていたら、足を捻挫しました。バランスを崩して着地に失敗したのですが、それがかなりの勢いだったようで、挫いた直後はゴルフボール入ってんのかな?って感じで腫れて、痛さで貧血起こしました。この数日前に、一緒にボルダリングをしていた人が腰から落ちて骨折しましたが、その時に滝のように汗が噴き出ていたんですよね。私も貧血とともに同じような状態になったんですが、あれ、なんなんですかね。びっくりしました。
その後は、挫いた足全体が、パンパンにどす黒く腫れてグロ注意状態でした。今はだいぶ落ち着いていますが、普段の生活にかなり不自由が生じています。
ギブスと松葉杖で生活していると、外に出なくなるんですよね。住んでいるところ、エレベーター無いし。階段も不親切な形状の手すりとも言えないものがちょろっとあるくらいで、一人だと危険。結果どうしたって引きこもりとなるわけです。家でじっとしていると気が狂いそうになるんで、いろいろな方法で気を紛らわしています。

こういう時、普段からやっている、例えば本を読んだり映画を観たりとかって、気を紛らわすにはあまり意味がなかったりします。なんで、夫から勧められたけど今までやらなかったこと、英語の勉強と朗読をやってみました。
私の英語能力は中学生にも劣るので、「中学英文法を修了するドリル」なんてのを夫に借りてぶつくさやっています。そして朗読。最初は軽いエッセイみたいなものを声をだして読んでいましたが、エッセイを書いているやつはおしなべて日常が充実してやがるので、思うように動けず鬱屈した生活を送っている私が読んでると腹が立ってくる。ちくしょう。ということで全然内容が理解できなそうな専門書を、教授になった気持ちで朗々と読み上げています。*1

まぁ、治ったら多分やらなくなるんだろうなーと思いつつも、しばらくは退屈に熱中します。

*1:因みに今読んでいるのは「マスメディアとしての近代建築」とかいうやつ