冷えとりは覚醒への近道

物心ついた頃から、ずっと戦ってきた。
何って、冷えと。

ティーンな私は、よく脂汗を流しながらレストルームに駆け込み、神や仏や先祖に救いを求め…っていうか悪魔でもなんでもいいわ。健康な腸が欲しい!などと願い続けていた。20代に差し掛かり、軟弱な胃腸も、むくみもくすみも肩こり腰痛も婦人科系の不調も全てこれ、冷えに原因があるらしいということがわかりはじめた。
冷えは万病の元という教えは、冷え性の人間にはより説得力がある。確かに足湯やストレッチなどで一時的に改善されたように思える時には、体が軽く、精神もハイパーポジティブ。謎の万能感があり、やる気に満ち溢れている。セルフコントロールでこんな状態になれるのならば、最近流行りの脱法ハーブなんて全く不要。不安だらけの現代人に必要なのは、冷えない体だ!
というわけで最近ハマっているのがこちら。


先日、大分県へ旅行した時に何気なく購入した、別府温泉薬用湯の花である。
ぜんっぜん期待していなかったのだが、使ってみると、体の芯まで温まり、湯冷めもしない。これは本当にお勧めである。
ただ少々…気になるのは、臭い。多分硫黄の臭いなんだろうけれど、鉄のような香りがする。気にならない程度ではあるが、香りも楽しみたい私としては毎日使うには悩ましいところ。10袋入り1080円という値段も二の足を踏ませる要因の一つだ。
とはいえ、益々寒さの厳しいこの季節…とりあえずは温泉の薬効にすがりつつ、アッパーに2015年を迎えたいものである。TEAM 30への仲間入りもすることだし。


※ 人によっては皮膚が荒れてしまうようなので、皮膚科にかかっていたりする人は注意が必要